コムドルと金の関係を詳しく説明する前に、まず米ドルと金があまりかみ合っていないことに注意しよう。
通常、ドルが上昇すると金は下落し、その逆もある。
伝統的なロジックでは、経済が不安定な時、投資家はドルを捨てて金に投資する傾向がある。
他の資産とは異なり、金はその本質的な価値というか、自然な輝きを維持している!
金と豪ドル/米ドル
現在でも、グリーンバックと金の逆相関は続いているが、その力学は多少変化している。
ドルにはセーフヘイブン(安全資産)としての魅力があるため、米国や世界中で経済的な問題が起きると、投資家はグリーンバックに逃避することが多い。
成長の兆しがあるときは、その逆が起こる。
この素晴らしいチャートを見てほしい:
現在、オーストラリアは世界で3番目に金を掘る...つまり、金を産出する国であり、毎年約$5億相当の黄色い宝を送り出している!
金には 正相関 豪ドル/米ドルと共に。
金が上昇すると、豪ドル/米ドルは上昇する傾向がある。金が下がるとAUD/USDは下がる傾向がある。
歴史的に見て、豪ドル/米ドルは金価格となんと80%の相関関係がある!
納得いかない?もうひとつ:
金とUSD/CHF
7つの海の向こうでは、スイスの通貨スイスフランも金と強いつながりがある。ドルを基軸通貨とするUSD/CHFは通常、金価格が下落すると上昇する。
逆に、金価格が上昇すると、このペアは下落する。
豪ドルとは異なり、スイスフランが金とともに動く理由は、スイスの通貨の25%以上が金準備に裏付けられているからだ。
金には 負の相関 USD/CHFと。
金が上がるとUSD/CHFは下がる。金が下がるとUSD/CHFは上がる。
すごいでしょ?
この相関関係は定まったものではなく、将来変更される可能性があることを覚えておいてほしい。
金と主要通貨の関係は、これから取り上げる数ある問題のひとつに過ぎない。続きを読む